ロストスフィア体験版 レビュー
10月12日に発売されるPS4/Nintendo Switch用ソフト「ロストスフィア」。
本作は「いけにえと雪のセツナ」に続く、“Project SETSUNA”第2弾タイトルだ。
発売にともなって体験版が配信されており、私もプレイしてみたのでそのレビューを伝えたいと思う。
前作である「いけにえと雪のセツナ」で多くのプレーヤーが印象に残ったBGM。このBGMはピアノがベースになっておりとても好評だったという。
本作の「ロストスフィア」でもピアノ演奏のBGMが採用されていた。ゲームを始め最初のタイトル画面でとても穏やかなでやさしいピアノ演奏を聴くことが出来る。
またゲームをプレイしていてフィールドや町などのBGMもピアノがベースとなっておりそこに1つ、例えばリコーダーらしき音も加わり、その場面にふさわしいBGMとなっていた。
まだ発売していないにも関わらずサウンドトラックが欲しくなるほど素晴らしい綺麗なBGMとなっている。
本作は1990年代のRPGを連想させるというコンセプトは変わっておらず、最近のゲームと違ってキャラクターが喋る時、カメラワークがそのキャラクターに行くわけではないので表情を確認することが少し難しくなっている。
しかしプレイしてると前作より会話中のアクションが豊かになっていると感じられた。例えばキャラが焦ってる時は汗マークが表示されたり、怒ってる時は怒ってるしぐさをしたりと前作と比べると喜怒哀楽が大きく体で表現されていた。
なので表情はないものの動作があるのでまるでフルボイスで喋ってるような感じで会話に入り込むことが出来た。
本作から「パーティトーク」という機能が追加された。この機能は道に迷った時に使うとパーティにいる仲間からヒントを得ることができる。また街中で使ってもそのキャラとの雑談が出来るようになっており仲間との距離を縮めることが出来る。
またトークを誤って読まずに進めてしまったり、今何の話をしてるか忘れてしまった時に、1つ前のトークに戻せる機能が追加された。この機能のおかげで誤作動を起こしてしまっても安心して会話に集中することができる。
町では宿、料理屋、よろず屋、魔道商会を確認することが出来た。
▲左が武器、防具 右が魔道商会の目印となってる
宿ではお金を払い寝ることによってHPが回復するというRPGではおなじみの所だ。
料理屋では料理のリストが載ってるがその料理を作ってもらうには材料が必要となる。その材料はフィールドやお店、敵とのバトルで勝利すると得ることが出来る。
そして新たに「食材募集」の項目が確認できた。この項目ではその料理人が今欲しい食材を聞き、渡すというサブクエストみたいな要素となってる。
よろず屋では回復アイテムや素材のほかに武器、防具も販売していた。新しい町に着いたらまずはよろず屋を探して武器、防具を確認するというRPGの醍醐味ともいえることも本作では可能ということだ。
魔道商会では戦闘で使うことが出来る「スキル」の販売をしている。しかしそのスキルを買うためには素材が必要となるので簡単に強力なスキルを使うことは出来ないようだ。
前作では戦闘では移動することが出来なく少し物足りないことがあったかもしれない。
本作からは戦闘で移動が可能となった。しかしずっと移動できる訳ではなく、攻撃コマンドを入力したら「そこに移動して攻撃します」という予測移動となっている。なので攻撃が終了するとその場に立ち尽くして次のターンを待つというシステムだ。
移動できることによって戦闘も頭を使うようになった。貫通能力の攻撃を持つキャラは移動して敵が列で並んでる時は多くの敵に攻撃を当てることが可能だ。しかしデメリットとしては仲間が近くに集合しても範囲攻撃で一気に全員にダメージを受ける可能性があるのでその場面に合わせて移動を考える必要がありそうだ。
▲仲間が集結してると範囲攻撃で一斉にダメージを受ける羽目に
▲移動して多くの敵にダメージを与えられる
体験版をプレイしてみて思ったことは前作の「いけにえと雪のセツナ」より断然レベルが上がってるのが分かった。基本ブースはセツナだがそこから改善する点はしっかり改善し多くのプレーヤーの声を受け入れているのが感じられた。
またストーリーもかなり面白いと思った。続きが気になるしこの先どうなるのか、謎が多く夢中になることができた。
本作が気になってる人は是非体験版をプレイしてみてはいかがだろうか。
Project SETSUNA”第2弾タイトル「ロストスフィア」。注目し期待できるタイトルになること間違いないだろう。